こんにちは! いい加減自宅のFAVOをCintiqに買い換えたいiuchiです。
Photoshopで写真をイラストっぽくするチュートリアルでは、フィルターを使うのが一般的かと思います。
ただ、フィルターで加工した写真って、厚塗り系のイラストには合わないんですよね…
今回はPhotoshop CS5から実装された「混合ブラシツール」を使って、写真を厚塗りっぽく仕上げます!
フィルターよりも直感的かつ簡単にできるのでオススメですよ~
用意するもの
- Photoshop CS5 以上
- 風景写真
今回はこの写真を使います。(写真クリックで直接ダウンロードページに飛びます)
複雑すぎず、キャラクターが配置しやすい写真を選びましょう。
配布元のUNSPLASHさんの写真はすべてCC0(いかなる権利も保有しない)なので、商用から個人制作まで無料で安心して使用できます。
クオリティも画像サイズもビッグで太っ腹ですね!
※ただし、「作品」として使用する際は自分で撮ったものを使うか、配布元を明記した方が安全かと思います。もちろん権利的には何の問題もないんですけど、念のため(>_<)
手順
1. 写真をphotoshopで開き、その上に新規レイヤーを作ります。
2.「混合ブラシツール」を選択。最適なオプションを選ぼう。
プリセットはオプションバーのプルダウンから、ブラシはキャンパス上を右クリックして選べます。
今回は「ウェット」プリセットと「ウェットメディアブラシ」→「ドライブラシ(粗)」を選びました。ブラシの名前は「▶」から、「リスト(大)を表示」などを選べば確認できます。
3.写真をなぞって仕上げよう。
カンバス上を適当になぞってみると、色と色が混ざり合うのがわかると思います。下の画像は分かりやすいようにブラシサイズ大きめでなぞっています。
筆跡の流れを意識しつついい感じになぞります。あんまり描き込みすぎない方がいい感じになる気がします。
こんなものでしょうか。(画像クリックで原寸の50%表示します)
今回はなぞるだけにしましたが、普通のブラシで色を置いてから混合ブラシツールで混ぜあわせたりも出来ますよ。
4.キャラクターを描き込んで、トリミング・補正・加工したら完成!!
トリミングしたら結構切れちゃいました…(画像クリックで原寸の50%表示します)
ASFALTOというフリーフォントと、こちらのテクスチャを使用しています。
無料素材のありがたさに感謝感謝(-人-)ナムー
※ここまでの所要時間:約40分
まとめ
「混合ブラシツール」は、とっても便利な割にあまり知られていない印象があります。(私も最近知りました…)
最近Photoshopを使い始めた人も昔から愛用している人も、一度機能を見直してみると新しい発見があるかもしれないですよ!
それでは良きお絵かきライフを( >_<)☆彡